フィカス・ベンガレンシスの育て方
葉が美しく大きく、また育てやすいことで人気があります。
葉は深い緑で、他のゴムの木とは違う枝つきが魅力の植物です。
また、葉脈には白い筋が入り、それが葉に向かって放射状に広がっているのも特徴的です。
全体的に優雅な雰囲気を持っており、インテリアとして人気の植物です。
| 原産地 | 南アフリカ |
| 花言葉 | 「永久の幸せ」「健やか」 |
| 耐寒性/最低温度 | 最低: 5℃以上 |
| 水やり | 夏季:土の表面が完全に乾いた後たっぷり 冬季:土の表面が乾燥してから2～3日後たっぷり |
| 成長度合い | 一般的に1m〜2m程度、最大で3m程度 |
| 植え替えのタイミング | 春から初夏に植え替え 根が張ってから |
| 日当たり | 直射日光の当たらない日当たり・風通しのがいい場所 |
| 置き場所(屋外/屋内) | 屋内 |
| 葉の剪定 | 弱った葉を剪定 *一度に剪定しすぎず定期的に |
| ペット | 樹液に毒性あり |
| 注意点 | 「温度」「乾燥」「風通し」 |
原産地
熱帯の南アフリカのフィカスを源流とする植物です。
花言葉
フィカス属に共通して永遠の幸せという花言葉があり、贈り物として人気のある植物です。
耐寒性/最低温度
寒さにやや弱く、低温になると葉が黄色く変色することがあります。
霜に当たると葉が枯れてしまうため、寒冷地では室内で管理する必要があります。
水やり
土が完全に乾いた後に水を与え、葉の表面に水滴が残らないようにします。
冬季は土が乾燥しやすいので、乾燥に注意しましょう。過剰な水やりは根腐れの原因になります。
また、水やりに使う水は塩分や水質に注意しましょう。（水道水で問題ありません。）
成長度合い
高さは最大で3mほどになります。ただし、室内での栽培ではそれほど大きくならず、一般的には1〜2m程度になります。
植え替えのタイミング
成長が早く、根が張りやすいため、鉢が小さくなってきたと感じたら植え替えることをおすすめします。
一般的には2年に一度ほど植え替えが必要と言われます。
植え替えのタイミングとしては、春から夏にかけてが良いとされています。
また、植え替えの際は、根が傷つかないように注意して行い、鉢の大きさや土の種類にも注意しましょう。
日当たり
日当たりのよい場所が適しています。風通しのよい場所に置き、直射日光が当たる場所は避けましょう。
室内で育てる場合は、南向きの窓辺が適しています。レースカーテン越しの日光が良いでしょう。
また、冬場は暖房機器などで乾燥しやすいため、加湿器や水を入れた皿を置くなどして、湿度を保つようにしましょう。
ペット
フィカス属の一部の植物には、乳液や樹液に含まれる物質が皮膚刺激や消化器症状を引き起こす可能性があります。
ペットや小さいお子様がいるご家庭では、誤って口にしないよう手の届かない場所で管理してください。
注意点
多湿を嫌うため、風通しの良い場所に置くことが望ましいです。
根腐れに注意が必要です。必ず乾燥してから水を与えるようにしましょう。
乾燥気味に育てる方が根腐れを防ぐことができます。
葉はやわらかいため、強い衝撃を与えると傷ついたり折れたりすることがあります。移動や剪定の際には注意が必要です。
まとめ
育てやすい観葉植物で初心者の方におすすめです。葉が大型でまばらにつくため、空間を埋める存在感があります。
また、比較的耐陰性が強いため、葉の枚数は減りますが日当たりが悪い場所でも育てることができます。
ただし、高温多湿な環境下では葉焼けや根腐れ起こすことがあるため、置き場所・水やりには注意が必要です。
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